concept

本陣つかさのこだわり

蕎麦のこだわり

蕎麦粉6割の平打ち麺の蕎麦、氷水仕込み、製麺機

先代の頃からの常連の方が「蕎麦は庶民の食べ物、こだわり過ぎるな」と2代目となった私に口を酸っぱくして説いてくれました。時はバブル期、こだわった蕎麦屋が山の中にたくさんできていた時代です。高い蕎麦粉を使えばうまくて当たり前、たまにならいいが、毎日腹一杯食べたいのに、量も少なく満足できない。

そんな思いを受け継ぎ製麺機を導入し、一人前でも充分な量の作りたての蕎麦を提供できるようにしました。

ざるそばは1人前で200g(生麺の状態)。大盛りは300g(生麺)で+200円です。

氷水仕込みとは?

蕎麦は温度によって味が大きく変わります。当店では蕎麦を打つ際に、シャーベット状の氷水を使い、蕎麦の温度を夏場でも10℃、冬は5℃以下に保ちながら製麺しています。この方法は手打ちでは難しく、製麺機を使うことで低温のまま素早く仕上げることができます。
そのため、朝の開店時でも閉店前でも、打ち立てに近い風味の蕎麦をご提供できるようになりました。​​​​​​​

毎朝打ち立て麺

当店の出汁は椎茸、昆布、鰹節などを使い田舎蕎麦の特徴を出した塩味(醤油味)の少ない少し甘めの出汁です。よって蕎麦に出汁がよく絡むよう平打ちで打っています。

店内製麺所

製麺所を店内に設置し毎朝製麺することで、打ち立てに近い蕎麦を安定して提供することが可能となっています。

出汁のこだわり

出汁には原木栽培の天日乾燥椎茸を使用

蕎麦の味の決め手となる椎茸出汁。本陣つかさでは、椎茸を原木栽培するところから徹底的にこだわります。

寒暖差のある環境で育つ肉厚でジューシーな椎茸から取れる出汁を鰹や昆布出汁と組み合わせて、甘く香り豊かな蕎麦つゆを昔ながらの製法で丁寧に仕上げています。

天日乾燥椎茸はお土産コーナーでも販売しています。季節・数量限定となりますのでお求めの際はご注意ください。

椎茸原木栽培
椎茸天日干し
ほうとうのこだわり

野菜たっぷり、かぼちゃの甘み「本陣つかさ」のほうとう

本陣つかさの看板料理は、山梨の郷土料理である「ほうとう」です。
ほうとうは約200年前から甲州地域(現在の山梨県)で食べられてきた料理で、小麦粉で作った平たい麺を野菜と一緒に煮込み、味噌で味付けした素朴な家庭料理です。

​​​​​​​物流が発達していなかった時代には、その土地で採れる食材を使って作られていたため、ほうとうの具材や味付けは地域や家庭によってさまざまです。

そのため「これが正解」という形はなく、それぞれの家庭ごとに受け継がれてきた味があります。
本陣つかさのほうとうも店主の家庭で受け継がれてきた“我が家の味”をもとに作っています。​​​​​​​

当店のほうとうの特徴は、たくさんの具材を入れて作る具だくさんの一杯です。
豚肉をはじめ、かぼちゃ、油揚げ、しめじ、えのき、インゲン、人参、大根、ごぼう、白菜、小松菜など、季節の野菜をふんだんに使っています。

かぼちゃは、形を残して具材として味わえるものと、煮込んでスープに溶け込ませるものの二種類を使い、甘みのある黄色いスープに仕上げています。
また、出汁にはカツオ・昆布・自家栽培の椎茸を使用し、それぞれの旨みを重ねながら、最後まで飽きずに食べていただける味を大切にしています。

具材をたっぷり入れて煮込むことで、野菜の甘みと出汁の旨みが合わさり、どこか懐かしく、体が温まる味わいになります。
観光で本栖湖や富士五湖を訪れた方にも、山梨の郷土の味としてぜひ味わっていただきたい一杯です。

ほうとう麺の特徴

ほうとう麺は、おばあちゃん(お母さん)が作ります。おばあちゃんの作るやさしい麺を再現しています。
ちなみにうどんは男性が作るもの。力加減が全く違います。

ほうとう具材

当地は山の中、地元の男性はほぼ山師(炭焼、猟を生業)の為ほうとうには、カモ、キジ、イノシシなどの獣肉が入っていました。
そして私の母方は温暖で農業の盛んな地域からきたので野菜たっぷりのほうとうが特徴でした。当店のほうとうは肉の入った野菜たっぷりというのが私が受け継いだ我が家の味です。

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